グローバルソブリンオープン(毎月決算型)は毎月分配金がもらえて高齢者に特に人気!でも元本保証ではないので注意が必要です。
グローバルソブリンオープンとは、投資信託のひとつです。平成9年12月18日にスタートした分配型ファンドで、国際投信投資顧問株式会社が運用しています。略してグローバルソブリンやグロソブとも呼ばれています。
グローバルソブリンの「グローバル」は世界中を意味し、「ソブリン」は主権国を意味します。グローバルソブリンは、主要先進国のソブリン債券に投資する投資信託です。
ソブリン債券とは、各国の政府が資金調達のために発行した債券のことです。グローバル・ソブリンでは、A格以上のソブリン債権を対象として運用しています。
もともと各国の政府や公的機関が発行する債券なので、信用力がありリスクも少ないのですが、グローバルソブリンではさらに安全性を保つために、A格以上の「ソブリン債権」のみを対象として運用を行っています。ですので、、投資している債券の元本の安全性や利払いの確実性はかなり高いといえます。純資産総額5兆円を突破し、国内投資信託の中でナンバー1の人気を誇っています。
グローバル・ソブリン・オープンが人気を集めた理由は、信用力の高い国の国債に分散投資している、安定運用の投資信託ということと以前のオープン型投資信託には珍しかった、毎月分配があることです。
グローバルソブリンの投資信託には毎月決算型、3カ月決算型、1年決算型の3種類があり自分で選ぶことができます。それぞれ毎月ごと、3ヶ月ごと、1年ごとに決算をし、分配金をもらえます。投資収益の一部を定期的な分配金として受け取りたい方から、将来の財産の成長を目指したい方まで、幅広いニーズに応えることができます。けれどもなんといっても毎月分配が人気です。また、人気の秘密は 1998年4月から出し続けている分配金です。
最初、分配金額は上下したものの、2001年1月以降、40円配当を続けています。
定年退職をして年金収入だけになると、不安になります。けれども毎月決算型のグローバルソブリンに資産運用をしておけば、年金以外にも毎月それなりの金がもらえるということで、特に高齢者の方に人気です。
ただし、投資信託ですので、元本保証ではないことに注意が必要です。世界各国の先進国に投資をし、国債などで運用していることや為替によってリスクが出てくることがあることです。もちろん多通貨への国際分散投資をしているので、為替変動リスクを分散してはいます。
グローバルソブリンを大量に購入して、分配金を年金のように受け取っている人も多いのですが、グローバルソブリンの分配金がこのままずっと出るとは限りません。確かにリスク分散をするために分散投資を行っていますが、金利や為替の動きによっては投資元本を割ることもありえます。為替が円高になると、大きな損失を被る可能性もあります。また、毎月分配型の投資信託の分配金は、投資した債券からの利子を基本的に分配金の源泉としていますが、グローバルソブリンの場合は、元本からの払い出しも行っています。つまりもらっている分配金は投資したお金を返金してもらっているだけということです。
元本の払い戻しを行っている形ですので、常に資金が流入し続けなければいけないということになります。
ですので、グローバル・ソブリンを過信して自分の財産をすべてグローバルソブリンに投入するのではなくてグローバルソブリンを利用しながらほかの投資もして分散するほうが懸命です。
グローバル・ソブリン・オープンの注意点についてはこちらのサイトに詳しく書かれているので参考にしてください。
⇒グローバル・ソブリン・オープンの注意点